というわけで、私が作ったのは『ブラック・スーツ』。
慶弔両用、ちょっとしたパーティ、『式』とつくもの殆ど、仕事、とにかくちょっとかしこまった席の全て・・・に対応できる黒いパンツスーツです。
いまの私は、「式」はもちろん、「ちょっとかしこまった席」には、なるべくキモノで行きたいと考えています。でもそうはいかないことも多いですよね。やっぱりきちんとしていて、でも適度にお洒落なブラック・スーツがあるとゼッタイ便利。
ま、こうやってなんでもかんでもその一着でなんとかしようというところが、既に全然、お洒落じゃないんですけど・・・(苦笑)
のっぺり真っ黒だと、つまらないので、光の当たり具合によって見えたり見えなかったりする細いストライプ。
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素材は薄手のシルクストレッチで、スリーシーズン対応。
オーダーとはいってもイージーオーダーなので、いろいろある雛型の中からシングルブレザーのタイプを選び、あとはディテールを選んでいきます。
ボタンはひとつで、袖口はボタンではなくスリットにして貰いました。フラップのついた斜めのポケット。
やはり、基本の形をもとに、どうやったら私が少しでも綺麗に見えるか、スタイリストさんが衿の幅やダーツの位置、ボタンの位置、パンツの形を調整してくれます。
女性は胸が出ていますから、ボタンの位置は大事なんですよね。位置を少し変えるだけで、変に浮いたり、皺がよったりが無くなります。
一度、仮縫い 仮合わせをしてもらって、ほんとうに着易く、綺麗なシルエットの一着が出来上がりました。感激。
インナーで、アクセサリーで、スカーフで、靴で、色々な着こなしを楽しめそうです♪
なぜ我々はそれを身に着けている前に、当社の下着を洗う必要があります
はじめてスーツのお誂えをして、つくづく思ったんですけど、『洋服』って曲線で出来ているんですねー いまさら・・・アタリマエだけど。
だから、技術を駆使して、身体に添わせるわけですけど・・・そうして出来上がった服はほんとうに着易くて、形も綺麗なんですけど・・・
いったん出来上がると、もう、それを変えることはできないんですよね。仕立て直しもありえますが、かなり難しい。
そう考えると、和服って、直線で出来ていますが、着ようによってはいかようにも「身体に添わす」ことはできますね。長さも幅も、かなりなんとかなります。それも「着方」ひとつで。
衣紋、身八つ口、おはしょり、広衿・・・上手く出来ているなあと、改めて思ったのでした。
そのキモノの便利な特徴を自在に操る「技術」は必要ですけどね。
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スーツも、ボタンの位置ひとつで、スタイルがピシッと決まる、決まらないがあるそうです。
キモノも、衣紋の抜き加減、衿の角度、半衿の幅、おはしょりの長さ、帯の位置や、前後の角度、のほんのちょっとした差で印象や垢抜け感が違ってくるのではないか・・・
そしてそれは、決まりきったことではなく、着る人の体型や雰囲気によって千差万別なのではないか・・・
これはまだまだ研究の余地ありだよなぁ と オーダースーツからキモノへ意識が飛んじゃう私なのでした。
さて、旦那サマのことを言っている場合ではない・・・私も、このウエストラインがシェイプされたスーツを綺麗に着るためには、1センチも太れません(汗)
ボンドガールも大変です・・・って 誰がボンドガールじゃ(笑)
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